骨粗しょう症Ⅳ(2011-01-19 21:04:20)

腰が曲がる:背骨の圧迫骨折
ポキンと2つに割れるのではなく、上から圧迫されて押し潰される。
潰れるのも骨折の一種です。1個だけだとそれほど目立たないが、3個、4個と
背骨が潰れると、背骨が上に行くほど体が前に倒れてしまう。
背骨のつながっている部分は、一つ一つが横から見ると四角い箱のような形をしていて
箱の前の方が潰れる事が多い。
潰されると前が尖った楔〔くさび〕状になり、いくつもつながっているので前に倒れてくる。
背骨は、上半身を支えているので尻もちをついたりするとかなり大きな力が加わるために
腰や胸の部分の背骨が潰れることになる。
骨が緻密でしっかりしていると少々の衝撃には耐えられるが、
骨の成分が少なくなっているともろくなり、少しの衝撃でも潰れてしまう。
腰が曲がっている原因の多くは、骨粗しょう症のために骨がもろくなっていて、
いくつもの背骨が骨折を起こすからです。