昔なつかし 津南のごっつぉ本(2012-01-09 20:38:08)
伝え残したい旬の味 『昔なつかし 津南のごっつぉ』本
昨年津南の友人から頂いた郷土料理本は、故郷を離れて長い私にとっては、
昔を懐かしく思い出させてくれた。
津南町(昔は中深見村字船山)には親父、お袋がいて、兄弟妹は全員東京へ。
兄弟妹達は揃って8月のお盆休み、お正月休みには田舎に帰った。
その時にはお袋が腕を振るって、ごっつぉ(普段よりはご馳走)を作ってくれたものだ。
休みが終わり東京に帰る時には、淋しさか、子を思う気持ちか、涙をそっと拭いているお袋を見たこともあった。
煮物と棒だら煮
お正月の料理
私のリクエストに初めて棒だら煮に挑戦した家内。
煮物の食材、棒だら(とにかく固い)を津南から取り寄せ、料理本に書かれたように作ったのがこれ。
昔の味と比べてもそん色ない出来栄え。
お袋の味を伝授された煮物は今では家内の十八番になっている。