患者さんを交えての勉強会(2011-06-13 16:27:40)
『患者が喜ぶ精度の高い総義歯製作についての作業工程』
術者側からは作業工程を実際に使った作業模型を使いながらの詳しい説明から始まる。
進行の途中に何度も質問が入り、その都度模型を使い精度を高めるための方法、
流れなど細かな部分まで言及。
普段義歯製作している会員からはその製作方法の違いをしっかりと勉強した。
患者さんからは
総義歯が出来上がるまでの過程から総義歯の仕上がり具合など、
に具体的な話が聞くことができた。
患者さんにとって最良な総義歯の製作は
歯科技工士の知識と技術が大いに関係している。
精密印象から作られた模型、その精度を読み取る知識、
常にチェックを重ねながらの作業は知識と技術を活かす場所であり、
我々歯科技工士は知識、技術を高める努力を怠ってなならない。
おもな内容として
1、精密印象
2、咬合高径を定めるロー堤およびバイト
3、義歯配列・咬み合わせ
4、精密重合と材料
5、リマウントによる咬合調整
6、口腔内最終調整の難しさ